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さくら歯科通信 (ほぼ)月間 H21年5月号
紫陽花の奇麗な季節になりました
4月号は、インプラント手術はどのような環境下で行われるかお話ししました。今回は、インプラント手術に使われる道具等を、どのように無菌状態にしていくかをお話ししたいと思います。
まず、無菌状態を作るためには、滅菌(全ての微生物を物理的、化学的手段を用いて死滅させるか、完全に除去し、無菌状態を作ること)が必要になります。 どのように滅菌していくかというと、まず、口腔内に使われる道具を中性洗剤で綺麗に洗い、薬液の入った超音波洗浄機(写真1)で微細振動を与え、目に見えない汚れを落とし、水道水で薬液を洗い流し、綺麗なタオルで水気を完全に拭き取り、滅菌パック(写真2)と呼ばれる袋に入れ完全に封をします。 それを、高圧蒸気滅菌機(写真3)に入れ、高温・高圧をかけ、完全に金を死滅させることにより滅菌状態の出来上がりです。
この滅菌パックは、目に見えない穴が開いており、高温・高圧をかける事によりその穴が閉じ、封を開けるまでは無菌状態を保つことが出来る特殊なパックです。 このパックは一度開封してしまうと二度と使うことができません。 この滅菌という作業は、さくら歯科の通常の診療でも行われており、皆さんにより安全に、そして安心していただける環境で過ごしていただくために、日々努力しております。
今月編集担当: 歯科助手 中西 千春 自称 カエル博士